19世紀西部開拓時代はこの道から始まった。

全工程3200km 

オレゴンへの道程は文字通り山越え谷越え、そして川を渡り大自然との闘いの連続。
固い意志と決心なくしてゴールまでは行き着けない。
原住民の襲撃に遭ったり伝染病や不慮の事故で、新天地を目前に
西部の土に眠ってしまった移民も数多く存在する。

肥沃な土地、夢の新天地

西部を目指したアメリカの勇気ある開拓者たちの物


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OTS-4-3
Scott's Bluff/
スコットブラフ
 
Chapter 12 それでも西へ
 
 旅の苦難ばかりか、単調さにも苦しめられ、
嫌気がさしてオレゴン行きを断念する者が出始める頃に
さしかかっていたのだろう。

途中でこのままその地に残りたいと言い出す者や、
ホームタウンへ戻ると決めた者に翻意させるのは無駄だった。

何よりも、彼らが言い出した言葉は、誰でも一度は口に出して
言ってみたい気持ちに駆られたことがあったのだ。
 

しかもこの先、これまで以上の苦労が待っているのは明白ときては、
それでも西へ進めと強いることのできる者はいなかった。


残った者たちは、ひたすら進むより他なかった。


ノース・プラット川沿いに進んでいくと、もうひとつのランド・マークといわれた
スコット・ブラッフが立ち現われた。

これも異彩を放つ形をした岩であった。

次々と目の前に現われる景色は、どれも移住者たちのホームタウンでは
目にしたこともない大自然が彫刻した姿であった。


見慣れぬ風景は、インディペンデンスを離れて数週間が過ぎたのだという
事実だけでなく、これまで経験したこともない、自然の力が支配する世界に
入り込んでしまったのだ、とひしひしと感じさせた。


疲労困憊から志半ばにして断念していく者を支えたのは、
人一倍強い意志と精神力であったはずだ。




〜ショップ 『オレゴン・トレイル』〜


いろいろな方々の協力を得て、2003年1月(開業から半年)にネットショップが立ち上がり、海外で買付けした商品や国内の卸から仕入れた商品を中心に販売開始。

アメリカのウエスタンシャツメーカー『Rockmount』『Scully』等と直接取引できるコネクションも出来て、商品在庫量は充実してきました。


開業して1年が経つ2003年7月頃、

『千葉市内に空き店舗が出たので出店しないか』との誘いが!!


今の千葉県富里市の店舗は、BigCountryのマスターのご厚意でほとんど経費が掛からない状況。

もし千葉に移転すれば、家賃や光熱費、その他諸々経費が掛かる…


さあ どうする・・・

安住の地で力を蓄えるか
いばらの道を進み、新たな挑戦をするか

どうするんだ〜


(続く・・・)

夏でも快適に着れるウエスタンシャツが欲しい。。

そんな思いから、涼しげで、ちょっと和テイストを感じる生地でつくったシャツです。
 
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